寒い中、辺りが暗くなってきた中での下山。
下山は御殿場ルートから。
こちらのほうが早く降りれるとの事。
しかし降りるだけとはいえ、本当に過酷!
何が過酷か?
・辺りは真っ暗
・足が滑る
・足が痛い
・体力が底を付いている
・高山病とは別種の疲労頭痛?が痛い!
心が折れそうになる。
早く下界に戻りたい!
でも休まないと下れない・・・
下山中はずっとそんな感じだった・・・
七合目にてリーダーの知り合った人たちと合流して下山した。
この御殿場ルートは、下山途中に、看板が見えにくい迷うことになりかねない場所があるらしく、
なので一緒に下山することとなった。
下りは滑りやすいので、リーダーのアドバイスのもと、
小さい石は滑るのでなるべく踏まないように。
大きい石をブレーキが割りにし、なるべくジグサクに降りる。
そうすれば、万が一滑った時にも安全。
とは言え、何度か滑りながらも体力を削りながら、
暗闇の中を下り続けていく・・・
途中、夜間登山をする人達がチラホラ。
全く登山者ってのには恐れ入る。。。
下りが終わる頃になると、もう体力が殆ど無い・・・
急ぎたくても、休まないと進めない・・・
下りが終わり、六合目までの上り道もこれまたシンドイ。
あと少しがとてもしんどかった・・・
ようやく六合目に着き、喉を潤したいと思っても、
自販機が既にやっていない・・・
新五合目に着いたのはちょうど・・・24:00くらい?
シャトルバスが22:00までなので、当然アウト!
タクシーで帰るしかなかった。
先ほど合流した人たちもタクシーに乗り別れを告げ、
自分たちもタクシーへ乗り込む。
ようやくあの過酷な下山から開放された!
自分は帰りの車の中でグッスリ。
申し訳なかったが、とてもありがたかった。
静岡に戻り、自分の車で自宅へ!
帰ったのは2:30くらいだったか?
何はともあれ、ここ数年でもっとも過酷な1日となった。
でも、良い体験をしたとも思っている。
リーダーや仲間に感謝ですね。
ただ・・・次の登山については、・・・何とも言えないです・・・。
「アルプスを目指したい」がいかに世迷言か骨身に染みました。。
とりあえず、今後の登山については、落ちついた所で考えてみます。
お疲れ様でした!
★ここまでの経過ポイント
・06:30~07:00 シャトルバスで「新五合目」へ
・07:00~07:50 準備運動
・07:50~08:06 「新五合目」から「六合目:雲海荘」
・08:06~08:35 休憩
・08:35~09:57 「六合目:雲海荘」から「新七合目:御来光山荘」
・09:57~11:00 休憩
・11:00~12:14 「新七合目:御来光山荘」から「旧七合目:山口山荘」
・12:14~12:37 休憩
・12:37~13:45 「旧七合目:山口山荘」から「八合目:池田館」
・13:45~14:58 休憩(かなりグロッキー状態・・・)
・14:58~15:44 「八合目:池田館」から「九合目:萬年雪山荘」
・15:44~16:26 休憩(これまたグロッキー状態・・・)
・16:26~17:36 「九合目:萬年雪山荘」から「九合五尺:胸突山荘」
・17:36~17:44 休憩
・17:44~18:41 「九合五尺:胸突山荘」から山頂
・18:41~18:49 火口付近撮影
・18:49~19:00 下山準備
・19:00~24:00 下山(山頂 -> 新五合目)
・24:00~24:30 タクシーで下山(新五合目 -> 水ヶ塚公園)
★下山イメージ・・・だが、ライトがあったので別に真っ暗ってワケじゃない^^
・第2回富士登山[1]:水ヶ塚公園から六合目:雲海荘
・第2回富士登山[2]:六合目:雲海荘から新七合目:御来光山荘
・第2回富士登山[3]:新七合目:御来光山荘から旧七合目:山口山荘
・第2回富士登山[4]:旧七合目:山口山荘から八合目:池田館
・第2回富士登山[5]:八合目:池田館から九合目:萬年雪山荘
・第2回富士登山[6]:九合目:萬年雪山荘から九合五尺:胸突山荘
・第2回富士登山[7]:九合五尺:胸突山荘から山頂
・第2回富士登山[8]:山頂から御殿場ルートでの下山