もう九合五尺を過ぎると登っていく人が殆どいない。
先ほどの集団登山者は「胸突山荘」の宿泊客みたいだ。
日の沈む中、差し迫る暗闇が心に焦りと恐怖感を生む。
頭痛はもうそれほどしなくなったが、
体力だけはもう空状態でどうしようもなく、ゆっくり登るしかなかった・・・
途中、「影富士」も見れて満足だったが、
しかし時間がない・・・
暗くなる・・・
18:31、山頂の仲間から連絡が入る。
ちょうどあと山頂まで200mの看板をちょっと過ぎた辺りだ。
なるべく急ぐようにするも、段差も高くなり一苦労。
ようやく山頂の鳥居に辿り着いた時はとても感動した!
剣ヶ峰とお鉢巡りはできなかったが、これで辿り着いたのだと一定の満足は得られた。
ここまでの所要時間は57分。
公式所要時間は30分。
辺りも急速に暗くなってきたので急いで下山の準備をする。
しかし、スパッツの履き方とか、事前に準備・確認してこなかったため、少し手間取った。
これはホントによくない。
反省点だ。
寒くなったのでレインコートも着る。
まだ真っ暗じゃないがいよいよ御殿場ルートからの下山。
この時点では、下山の過酷さ、恐ろしさがまだまだ想像不足だった・・・・・
★ここまでの経過ポイント
・06:30~07:00 シャトルバスで「新五合目」へ
・07:00~07:50 準備運動
・07:50~08:06 「新五合目」から「六合目:雲海荘」
・08:06~08:35 休憩
・08:35~09:57 「六合目:雲海荘」から「新七合目:御来光山荘」
・09:57~11:00 休憩
・11:00~12:14 「新七合目:御来光山荘」から「旧七合目:山口山荘」
・12:14~12:37 休憩
・12:37~13:45 「旧七合目:山口山荘」から「八合目:池田館」
・13:45~14:58 休憩(かなりグロッキー状態・・・)
・14:58~15:44 「八合目:池田館」から「九合目:萬年雪山荘」
・15:44~16:26 休憩(これまたグロッキー状態・・・)
・16:26~17:36 「九合目:萬年雪山荘」から「九合五尺:胸突山荘」
・17:36~17:44 休憩
・17:44~18:41 「九合五尺:胸突山荘」から山頂
・18:41~18:49 火口付近撮影
・18:49~19:00 下山準備
・第2回富士登山[1]:水ヶ塚公園から六合目:雲海荘
・第2回富士登山[2]:六合目:雲海荘から新七合目:御来光山荘
・第2回富士登山[3]:新七合目:御来光山荘から旧七合目:山口山荘
・第2回富士登山[4]:旧七合目:山口山荘から八合目:池田館
・第2回富士登山[5]:八合目:池田館から九合目:萬年雪山荘
・第2回富士登山[6]:九合目:萬年雪山荘から九合五尺:胸突山荘
・第2回富士登山[7]:九合五尺:胸突山荘から山頂
・第2回富士登山[8]:山頂から御殿場ルートでの下山